メモリがたったの4GBという低スペックノートPCに Zorin OS 18 Core をインストールしたところ、効果てきめん、見事に現役PCとして復活してくれました。
ターミナル(端末)にコマンドをあれこれと打ち込んで遊ぶには、十分なPCです。初老のおっさんがいろいろと楽しめるおもちゃになりました。
そのZorin OS PCで、「date」コマンドの出力フォーマットを調べようと思って、「man date」と打ち込みました。
そうしたら、あれれ、dateコマンドに関するマニュアルがすべて英語で出てきました。そうです。マニュアルを表示するコマンドmanを実行した結果の解説ページは、デフォルトでは英語表示となっています。日本語で表示させるには、日本語ページのインストールが必要です。そのことを忘れていました。
Zorin OS は、Ubuntu から派生したディストリビューションです。ですから、パッケージ管理はUbuntu と同じ「apt」です。アプリ等のインストールは、Ubuntu と同じ要領となります。マニュアルが日本語で出てくるようにするための設定作業を行いました。
まず、ロケールの現状を確認しておきます。ロケールとは、言語(日本語や英語など)、国(地域)を特定するための設定情報です。アプリやコマンドは、そのロケールを参照の上で処理及び出力します。その結果、エラーメッセージ等の表示言語、日付や時刻、通貨記号のフォーマットなどは、ロケールに従って出力されます。ロケールが日本・日本語を表す「ja_JP.utf8」に設定されていると、日付が「2026年1月5日」のように、「-年-月-日」という日本式の順序になる、といった具合です。
現在のロケール設定の確認には、「locale」コマンドを使います。

ターミナルに $ locale と打ち込むと、次のとおり出てきました。
LANG=ja_JP.UTF-8
LANGUAGE=
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=
1行目に、「LANG=ja_JP.UTF-8」と出力されているので、これによって、言語は日本語で、文字コードはUTF-8と設定されていることが分かります。
このことが確認できれば、後は、日本語マニュアルページのインストールだけです。
んで、日本語マニュアルページの導入作業を行いました。具体的には、次のコマンドの実行です。
$ sudo apt update
$ sudo apt install manpages-ja
$ sudo apt install manpages-ja-dev
2行目と3行目の違いが分かりませんが、manpages-jaが一般ユーザ向け、manpages-devが開発者向け・・・らしいです。両方入れても問題ない、とのことなので、違いは分からないのですが、それを信用して両方を実行しました。
その上で、manコマンドを実行したところ、はい、おめでとうございます。今度は、解説文がちゃんと日本語になって出てきました。
これで、Zorin OS でも、日本語によるマニュアルが利用できるようになりました。
それではまた次の記事で。
goosyun












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