つれづれ電脳記(日くらしPCに向かひて)

つれづれなるままに、日くらしPCに向かひて、その悪戦苦闘ぶりをそこはかとなく書き付くるおじさん。たまに雑談[管理人:goosyun]

つれづれなるままに、日くらしPCに向かひて、デジタル関係の悪戦苦闘ぶりをそこはかとなく書き付くるおじさんです。
たまに雑談してます。連絡・問い合わせフォームは、ページ最下部に置いています。[著者(運営人):goosyun]

(当ブログには本文中に広告リンクが含まれています。)

画像の一部分を一瞬で削除~コンテンツに応じた塗りつぶし

 画像編集ソフト Photoshop Elements には、レイヤー機能があるので、一部のレイヤーを非表示にすることで、簡単に画像の一部を消すことができます。レイヤーパネルにある目ん玉アイコンのクリック一つで、画像の一部が削除されます。
 いくつかのレイヤーに分かれている画像は、このように一瞬で一部分を消すことができます。
 けれども、レイヤーに分かれていない、1枚の写真中の一部を消すには、そんなに簡単にいきません。
 ・・・・・と、思いきや、実はそうでもないんです。簡単に消す方法があります。


 まず、消したい部分を範囲選択します。「クイック選択ツール」や「オートセレクション」を使うと、すぐに範囲選択できます。
 そうしておいて、メニューの[編集]-[選択範囲の塗りつぶし]とたどると、
[選択範囲の塗りつぶし]ダイアログボックスが出てきます。
 その中に[使用]と名前の付いたリストボックスがあります。リストから[コンテンツに応じる]を選びます。そして、[OK]ボタンをクリックです。
 そうすると、「あらあら、これは不思議」、選択範囲が一瞬で消えてしまいます。

 さらに驚くのは、選択範囲が消えるばかりでなくって、削除された部分に、背景画像が補充されていることです。
 削除部分が真っ白に抜け落ちるのではなく、きれいに背景が補充されます。これは、AI(人工知能)の力によるものです。選択範囲を削除すると、削除した部分の周囲の情報をAIが読み取って、自動的に補充してくれるというわけです。なんて賢いのでしょう。すばらしい。

 その見本を作ったので、ご覧ください。
 下の画像【1】は、レイヤーには分かれていない1枚の写真です。
 そして、牛を引く少年を、上記[コンテンツに応じる、選択範囲の塗りつぶし]の方法で削除しました。その削除後が、画像【2】です。


画像【1】



画像【2】

 

 画像【2】を見ると、削除された少年のバックが、きれいに補充されています。山や草の景色が、まるで最初からあった画像のように修復、補充されています。ホントに不思議です。


 今度、新しく発売になる Photoshop Elements 2022 では、AIが活躍する機能がより多く付加され、AI機能が充実しています。例えば、ベットのワンころの写真の、首輪やくさりなどが、ボタン一つで、一瞬で消せるようです。
 私も、新しいバージョン Photoshop Elements 2022 が欲しいところです。欲しいところではあるのですが、お財布の中が・・・・。我が家の財政事情に、余裕がありません。
 う~ん、ここはぐっと我慢かな。




それでは、また次の記事で
goosyun


《2021年10月21日追記》
 少年に代わり、女性に牛を引っぱってもらいました。
  その画像が、こちらです。