紙に印刷された文章をテキストファイルに変換してくれる便利なアプリがあります。
一太郎Padという、スマートフォン用アプリです。
この一太郎Padの用途は、テキスト変換ばかりではなくて、全体としてみるとメモアプリです。いろんな情報を、メモに残しておくためのアプリです。すなわち、メモ作成方法の一つが、印刷文字のテキストへの変換、という位置づけです(…と思われます。)。
非常に便利なアプリなので、印刷文字のテキスト変換のために、愛用していました。
アプリの中でカメラが起動するし、対象の文書をそのカメラで撮った後、「完了」ボタンを押すだけでOKです。そのように手数が少ないために、実に手軽な使い方ができます。
また、テキストへの変換精度、OCR機能が抜群で、特に、縦書き文章であっても正確に読み取って、テキストへ変換してくれます。誤認識が極端に少ないので、事後の修正作業にも手を取られることはありません。
ところが、なんと、この5月末をもって、その機能が終了するらしいのです。このことを、つい先ほど知りました。
スマホやタブレットと連携 一太郎Pad登場! ジャストシステム
Webサイトでは、次のように説明されています。
2025年5月末に一太郎Padの「写真からの文字起こし機能」はサポートを終了いたします。2025年2月7日(金)発売の「一太郎2025」では新たに「画像から文字起こし」機能がご利用いただけます。(2024.12.02)
そうですか、「一太郎2025」に文字起こし機能が追加されてるので、一太郎Padには必要ない、ということですか。必要なら「一太郎2025」を購入してください、ってことなんでしょうか。
う~ん、スマホでの使い方と、「一太郎2025」とでは、ちょっと、いえいえずいぶんと、違う気がするのですが。
あぁ、これは、残念です。ちょっとショックです。
文字起こし機能がなくなれば、一太郎Padの魅力は8割以上が削がれる、というのが私の受ける印象です。そうなると、一太郎Padは使わなくなりそうです。使わないアプリなら、そのうち、アンインストールするでしょう。
けど、これに代わるアプリが、果たして見つかるでしょうか。
これほど簡単便利で、変換精度抜群なアプリは、そうそうないような気がします。
それではまた次の記事で。
goosyun