Windows PC には、画像編集用に Photoshop Elements というソフト(アプリ)を入れています。愛用の画像編集ソフトです。
ところが、Photoshop ElementsはLinuxには非対応ですから、Ubuntu PC に入れることはできません。
なので、先日からUbuntu PC用の画像編集ソフトをどうしようか、と迷っていました。Windowsに標準で付属するペイントに似たソフトもあるので、一時はそれに傾いていました。けど、それだと、いずれ機能が物足りなくなりそうです。ならば、最初から本格的な画像編集ソフトGIMP(ギンプ)を入れようか、と思うようになりました。GIMPは、マルチプラットフォームのソフトで、Linuxでも使えますから。
しかもそのGIMPは、今年3月に「3.0」がリリースされて、約7年ぶりの大規模なアップデートがされたばかりです。
新リリース「GIMP3.0」の目玉は、なんといっても GUIライブラリが「GTK3」へアップグレードされたことです。これによって、Linux版におけるWaylandへネイティブ対応しました。
そこでこの際、私のUbuntu PCにも、そのGIMPをインストールすることにしました。
Ubuntuのバージョンは、 24.04 LTS です。GIMP3.0のインストールには、Deb版、Snap版、非公式のリポジトリからと、いろいろな選択肢があって迷いましたが、aptによるパッケージ管理を考慮して、Deb版を入れることにしました。
ターミナルを起動し、
$ sudo apt update
$ sudo apt install gimp
と打ち込みました。
インストール自体は、トラブルもなく、すんなりと終わりました。時間もそれほどかかりませんでした。
ところが、インストール後にGIMPを起ち上げてみたら…、なんとバージョンが「GIMP2.10」であることが分かりました。
「なんだ、GIMP3.0じゃないのかよ。」
って、これには、ちょっとがっくりしました。最新版GIMP3.0がインストールされると信じて、疑っていませんでしたから期待外れです。おそらく、公式リポジトリにはUbuntu24.04 LTS 用のGIMP3.0はまだ用意されていないのでしょう。
ただ、GIMP2.10でも、問題なく動作します(当たり前ですが)。
ですからこのままGIMP2.10を使うか、あるいはSnap版を入れ直して最新版を使うか、しばらく様子を見ながら考えます。
最新版ではないにしろ、せっかくインストールしたGIMP2.10です。実際に使ってみました。
Web上のマニュアル類は全く見ることなく、ただただ、Photoshop Elementsの操作感を真似るだけで、果たしてどこまでできるか、自分の力を試してみました。
そして、初めて仕上げたGIMP作品が、下に掲載の画像です。
何も手の込んだ画像ではなく、単純なものではあるのですが、初めてのソフトです。しかも、全くマニュアルを見ることなく、手探りでの操作です。ものすごく時間がかかりました。
ツールを選ぶことはまぁできるのですが、各ツールごとのオプションがよく分かりません。それこそ、試行錯誤でした。
けど、けっこう、楽しませてもらいました。なんせ、こういった画像編集の作業が大好きなもんですから。
それではまた次の記事で。
goosyun