久しぶりに図書館に行ってきました。
冷房が効いていて外の暑さとは別世界、その上に、丸一日無料で読書ができる、超快適環境で極めてリーズナボーな場所です。考えることは皆同じで、多くの入館者で混んでいました。
うらやましく思えたのは今どきの高校生、大画面のi Padを持っている生徒をかなりの数、見かけました。確かに勉強には便利なツールですからね。けど、おっさん世代からすると、やっぱり、うらやましい。

本日、私が書架から手に取った本は、マーガレット・オメーラ著「The CODE シリコンバレー全史」です。
シリコンバレーを取り巻く歴史を描いた本です。アメリカの大学教授の著述だけあり、全588ページもの大著です。コンピュータの歴史を知るのもわるくはない、という気持ちで読み始めました。けれども、人物の名前やアメリカの企業名など、知らないカタカナの固有名詞が次から次に出てくるから、ほとんど頭に入ってきません。2時間ほど格闘していましたが、途中でとうとうギブアップしました。
そこで、昼食後は、別の本に切り替えました。
選んだのは、NHK取材班著の「平成ネット史 永遠のベータ版」という本です。平成の時代のインターネットにまつわる数々のエピソードを取りまとめたものです。日本におけるインターネットの主に娯楽側面の歴史が、おもしろく紹介されています。
平成31年(2019年)1月2日と3日、2夜連続でNHKのEテレで放送された『平成ネット史(仮)』という番組をもとに、さらに追加取材した上で書籍化したものです。
午前中に読んでいた硬い本と違って、こちらは軽い気持ちで読めました。そして、大いに楽しめました。
どのような内容なのかは、目次で一目瞭然です。
Chapter 1 インターネットの夜明け
① ウィンドウズ95の衝撃
② インターネット黎明期の苦労
③ そもそもインターネットの始まりは?
Chapter 2 ネットは「オタク」のものだった
④ テキストサイトからブログへ
⑤ 「2ちゃんねる」の登場と“祭り”
Chapter 3 通信速度が上がり、「動画」の時代に
⑥ ADSL、そして光回線へ
⑦ 初音ミクとボカロP 日本独自の表現が生まれた
Chapter 4 ネットが手のひらにやってきた!
⑧ iモードと日本のモバイル史
Chapter 5 黒船「iPhone」の衝撃
⑨ 孫正義とスティーブ・ジョブズ
Chapter 6 SNSで世界はどう変わったか
⑩ 「mixi」登場
⑪ 東日本大震災で変わったSNSの使い方
⑫ 震災をきっかけに生まれた「LINE」
Chapter 7 炎上とフェイクの時代
⑬ SNSがもたらした「闇」
Chapter 8 ユーチューバーがヒーローになった
⑭ 一億総クリエイター社会
⑮ 「評価」がお金に変わる?
Chapter 9 これからネット社会はどうなっていくのか
ね、見るからにおもしろそうでしょう?実際に、おもしろく読ませてもらいました。
初めて知ったのは、今では多くの人が使っているLINEアプリが生まれたいきさつです。
これ、東日本大震災をきっかけに生まれたアプリなんですね。
メッセージを開封した際に出る「既読」は、返信がなくても安否確認ができるようにとつけられた機能、という解説がされていました。
今日は、楽しく、そして充実した、「いいね」の一日でした。
それでは、また次の記事で。
goosyun
