選択範囲の作成
画像編集ソフトの操作においては、多くの場合、選択範囲の作成が、まず最初の基本的な作業となります。
画像の中に選択範囲を作ることで、その範囲が編集対象となります。画像の一部分を選択すると、その範囲内だけ、色や明るさなどの変更ができるようになります。つまり、範囲外に影響が及ぶことがなくなります。レイヤーマスクの適用なども同じです。
GIMPの色域の選択
無料の画像編集ソフトGIMP(ギンプ)にも、いろいろな種類の選択ツールが用意されています。
その中の一つに、色に基づいて選択範囲を作成できるツールがあります。「色域の選択」ツールと「ファジー選択」ツールです。ツールを選択して、画像中の一点をクリックすると、その地点と類似色の範囲が選択されます。「色域の選択」と「ファジー選択」の違いは、「色域の選択」は、離れている場所であっても類似色であれば選択されるのに対し、「ファジー選択」は、連続する領域のみが選択され、離れていると選択されない点、ただそれだけです。

Photoshop Elementsの自動選択
画像編集ソフトPhotoshop Elementsにも、上記とほぼ同じツールがあります。「自動選択」という名称のツールです。「自動選択」という名称では、どういう機能なのかイメージしにくく、その点ではGIMPの「色域の選択」という名称の方が優れているかと思います。
ただ、Photoshop Elementsでは、離れている場所であろうと、連続領域のみであろうと、この「自動選択」ツール一つで対応できます。すなわち、「隣接」というオプションが用意されており、このオプションをオンにすると連続領域のみが選択され、オフにすると、離れている非連続領域も選択されます。この点では、Photoshop Elementsの方が優れているかと思います。
共通点
GIMPの色域選択・ファジー選択、それからPhotoshop Elementsの自動選択、双方のソフトにおいて、選択する色の許容範囲を自由に設定できます。GIMPの色域選択・ファジー選択では「しきい値」、Photoshop Elementsの自動選択では「許容値」という名称の設定値です。
どちらも、値を大きくするとより広い範囲が選択され、値を小さくするとその逆で、より正確な範囲を選択することが可能となります。この点は、双方同じ仕組みです。
まとめ
Photoshop Elementsは使い慣れているのに対し、GIMP操作はこれから徐々に覚えていく予定です。Windows10からUbuntu(ウブントゥ) Linuxへの移行を考えているため、GIMPを覚える必要が出てきました。
Photoshop Elementsは、Ubuntuに非対応だからです。
それでは、また次の記事で。
goosyun
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