1 LibreOfficeのバージョンアップ
Ubuntu 24.04 LTS に、LibreOfficeをインストールしています。LibreOfficeのバージョンを調べてみたら、新版が出ていて、現在PCに入っているのは少し古いことが分かりました。そこで、バージョンアップ作業をすることにしました。
2 fresh版にstill版をインストールの可否
LibreOfficeのバージョンアップに当たり、現在のfresh版からstill版に切り替えることにしました。LibreOfficeには、最新機能を盛り込んだテクノロジー愛好家向けのfresh版と、より多くのテストを経て安定性が高められた安定性重視ユーザー向けのstill版と、この2種類があります。
Ubuntu 24.04 LTS をインストールしたら、自動的にfresh版が入ったのですが、何も新機能を楽しみたいというニーズは当方にはなく、むしろ、バグのない安定版の方が安心です。ですから、この際、still版へと切り替えることにしました。
問題は、現在のfresh版にstill版をインストールできるか、つまり、fresh版からstill版へのバージョンアップが可能か、ということです。調べてみると、fresh版からstill版へ直接の切り替えをすると、依存関係の問題などが発生する可能性がある、とのことです。
やはり、確実なのは、現在のfresh版をアンインストールしてから、改めてstill版をインストールするというもののようです。
まぁ、そうでしょう。いったん、fresh版をアンインストールするに越したことはない、というものです。
なお、LibreOfficeにはsnap版もあるようで、snapでstill版を入れるという選択肢もあります。けど、今回は、snap版は見送り、Debパッケージでいくことにしました。

3 誤ったパッケージ形式ダウンロードの失敗
んで、ターミナルにコマンドを打ち込んで、fresh版のアンインストールと、それからstill版インストールを行ったのですが、割とすんなりと作業が進んで、無事に完了しました。
ただしぃ、途中で一つだけ、つまづきがありました。
それは、LibreOffice本体のインストールができた後の、日本語パッケージのインストール作業です。
公式Webサイトから、日本語パッケージのアーカイブファイルをダウンロードし、解凍、展開してみたら、何やら「rpm」という得体の知れない拡張子が出てきました。初めて見る形式なので、何がなんなのか、どうすればよいのか、途方に暮れました。あれやこれやしていたら、その「rpm」という拡張子ファイルは、RedHat系で使用するもの、と分かります。どうやら、誤ったパッケージ形式をダウンロードしたようです。
んで、改めて公式Webサイトを探してみたら、はいはい、Debian系で使用するDEBパッケージの日本語パッケージが見つかりました。そのダウンロードとインストールによって、無事にインターフェースの言語が日本語に変わりました。
4 まとめ
日本語のヘルプファイルも、無事に入りました。これで一安心です。
従前は Microsoft の Office 製品を使っていたので、LibreOfficeの操作にはまだ慣れません。少しずつ、勉強していくことにします。
最後に一言、Webサイトからパッケージをダウンロードする際には、どのディストリビューション向けのものか、間違えないようにしましょう。
それでは、また次の記事で。
goosyun
