1 Microsof Office のサポート終了
先日も書きましたが、自宅PCに入れている Microsof Office のサポートが2025年10月14日をもって終了しました。サポート終了により、セキュリティ更新プログラムの配信がなくなるので、使い続けるのは危険です。つまり、利用を止めるべきです。
では、どうするか?Microsof Office を新規購入するか?
いえいえ、購入はできません。あまりにも高額ですから。一般庶民が家庭内で使うには、とても、とても・・・。
Microsof Office には、買い切り版(永続版)と、サブスクリプション(月額又は年額の利用料定額制)がありますが、どちらもたっかい、たっかい。
まず買い切り版ですが、これからは延長サポートがなくなるので、使用できるのはたったの5年間。5年間のために、3万円、4万円の出費は割に合いません。
また、一方のサブスクリプションのMicrosoft 365ですが、1TBのOneDriveクラウドストレージが付いているとはいえ、Personalで年額21,300円、Familyで年額27,400円です。一般庶民には高額過ぎます。一般家庭内のPCでは、それに見合うだけの利用はしませんし。
2 LibreOfficeへ移行
他には替えがない、もうこれしかない、っていうのであれば、やむなく Microsof Office を購入する、あるいはサブスク料金を払う、となるでしょう。
ところが、替わりがあるんですよ。
それが、LibreOffice(リブレオフィス)です。LibreOfficeはオープンソースのオフィスアプリで、だれでも完全無料で利用できます。
ワープロソフト「Writer(ライター)」、表計算ソフト「Calc(カルク)」、プレゼンテーションソフト「Impress(インプレス)」などのアプリケーション群です。
私は、 Microsof Office には見切りをつけて、LibreOfficeに移行することにします。
3 移行理由、メリット
Microsoft Office からLibreOffice に移行する理由と、LibreOffice のメリットは、おおよそ次の点です。
(1) 無料
これが一番の理由です。実際に使ってみれば分かりますが、LibreOfficeはとても便利で、高機能なアプリ群です。それが無料で利用できるのですから、ありがたいことです。本当に無料でいいの?って思うぐらいのアプリです。
(2) Linuxにも対応
LibreOfficeは、Windows PC ばかりではなく、UbuntuなどのLinux PC にもインストールできます。私にとっては、この点も大きいですね。現在、Windows10 が入ったノートPCを数台持っていますが、来年秋までには Linux に入れ替える予定です。その Linux 上でも使えるのは、とても助かります。WindowsでもLinuxでも、同じアプリ環境が整うわけです。
(3) Microsoft Office 形式との互換性
完全な互換性とまではいきませんが、Microsoft Office で作成したファイルもLibreOfficeに読み込んで、編集できます。例えば、Word形式のdocx文書もWriterに読み込んで、同じくdocx文書として保存できます。
(4) 利用期限
LibreOfficeであれば、Microsoftの製品のような利用期限はありません。オープンソースプロジェクトとして継続的に開発されています。新バージョンが出れば、自由にインストールして、バージョンアップができます。

4 デメリット
何事も使い慣れた環境から、別の環境への変化には、抵抗感があります。できれば、慣れたものを使い続けたいでしょう。十分に理解できる心情です。LibreOfficeは、Microsoft Office とは別物ですから、インターフェースも、それから操作感も、若干異なります。
けれども、両者の機能はほぼ同じか、似たようなものです。機能が同じ、あるいは似たようなものであるならば、後は、インターフェースへの慣れの問題です。LibreOffice 環境に身を置けば、否が応でもその内に慣れてきます。
私も先日からLibreOfficeを使い始めたばっかりですが、すでに抵抗感が薄れて、慣れてきました。
今まで使ったことのない新しいアプリですから、学習コストが必要なのは間違いありません。けれども、Microsoft製品の高額過ぎる料金のことを考えてみてください。その高額の出費に比べたら、学習コストといったって、大したものではありません。
新規インストールのための手間・暇といった導入コストも大したことなくて、それほど心配いりません。作業量はそれほどでもないし、もし困ったことが出てきたとしても、ネット上に情報があります。
5 マクロ機能
Microsoft Office から LibreOffice への移行に当たって懸念したのが、マクロ機能のことです。せっかくMicrosoft Officeのマクロを使いこなすために身につけたVBA(Visual Basic for Applications)の知識ですが、今後、使う場がなくなるのは、ちともったいないという思いが一つです。
もう一つが、LibreOfficeにもマクロ機能があるにはあるのですが、その利用のために新たに LibreOffice Basic というプログラミング言語を学習する必要があるということです。そして、ここで大きなネックとなるのが、学習教材の乏しさです。LibreOfficeマクロに関する網羅的・体系的な日本語解説が、ほとんど見当たらないのです。
けれども、これについても解決の糸口が見えてきました。ヘルプページの活用です。*1
そして、VBA と LibreOffice Basic とは親戚関係にある言語ですから、文法などは非常に似通っています。ですから、LibreOffice Basic の習得に VBA の知識が大いに役立ちそうです。無駄にはならないようです。
このように、マクロ機能に関する私の上記の懸念は、解消されそうです。
6 仕入れた知識の紹介
これから、LibreOfficeのマクロを徐々に勉強していく予定です。上記5に記載のとおり、学習教材が限られている現状なので、Libreマクロの習得に苦労することもあろうかと思います。が、限られた解説、情報の中にあっても、自分でやれるだけのことをやってみます。
そして、そのようにして仕入れたLibreOfficeのマクロの知識は、その都度、このブログで紹介していこうと考えています。そうすることで、LibreOfficeのマクロに関する解説が数少ない状況の改善に、少しでも貢献できたら、と思います。
確かにそのように人のためという面もありますが、それだけではなくて、狙いはむしろ自分自身のためです。
「教うるは学ぶの半ば」という言葉があります。この言葉は、人に何かを教えるということは、半分は自分の学びにもなるということ、教えるためには自分がよく理解していなければならず、その過程で自分の理解も深まる、という教訓です。
ブログで記事を公開することは、自分の知識のあいまいなところをはっきりさせて、その後でなければできないわけです。つまり、中途半端は許されないわけです。それだけに、真剣になります。それで知識の定着も図られるはずです。私自身を真剣状態に追い込むために、このブログを利用することにします。
7 まとめ
以上のとおり、これからはLibreOfficeユーザーになります。それによって、今後、人の役に立ちそうな情報があれば、ここで紹介することにします。
なお、高校生や大学生など、提出リポートの作成等でOfficeアプリが必要なのに、自由になるお金が乏しい境遇の人もいるでしょう。そういう学生さんらにも、このLibreOfficeはお勧めできると思います。若い人ならば、LibreOfficeを難なく習得し、すぐにばりばりと使いこなすようになるでしょう。
それではまた次の記事で。
goosyun
*1:【※】2025年10月21日付け記事
