Microsoft製のコマンドラインシェルPowerShellの魅力は、コマンドの実行でオブジェクトが出力される点です。パイプでのやり取りもオブジェクトで行われます。オブジェクトが持っている各種プロパティを利用すれば、いろんな操作が可能となります。この点が、何もかもテキストとして扱うLinuxにないメリットです。何気なく触ってみたPowerShellですが、そこにおもしろみを感じ始めています。そのPowerShellは、Microsoft製ながら、2016年にオープンソース化され、PowerShell 6.0以降は、Linux、macOS、Windowsで動作するクロスプラットフォームのコマンドラインシェルとなりました。
そこで、Zorin OS PCの有効活用のために、同PCにPowerShellをインストールすることにしました。
Zorin OS 18 は Ubuntu 24.04 をベースにしたOSだから、Ubuntu と同じdebパッケージ版の PowerShell を使うことができます。ちなみに、Zorin OS 18 は、snap版を非推奨としているようなので、使えなくもないのですが、今回はsnap版は避けました。Zorin OS には、Ubuntu と同じ手順でインストールできるdeb版が最適というわけです。それによって、パッケージ管理も apt で統一できますし。
さて、問題は Ubuntu 24.04用の PowerShell(deb版)が、Microsoft公式リポジトリに存在するかです。その点が不安でした。
んがぁ、調べてみたら、Ubuntu 24.04用のdeb版PowerShellが公式リポジトリにしっかり用意されていました。しかも、Ubuntu 24.04(=Zorin OS 18)への PowerShell のインストール手順まで公開されていました。
ここまで分かれば、手順に従ってインストール作業ができます。

インストールの手順は次のとおりです。
1. Microsoft リポジトリを追加
【Bash】
wget https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/24.04/packages-microsoft-prod.deb
sudo dpkg -i packages-microsoft-prod.deb
※「ubuntu 24.04」と記述されているとおり、上記のリポジトリURLは Ubuntu 24.04用です。
2. パッケージ情報更新・PowerShellインストール
【Bash】
sudo apt update
sudo apt install -y powershell
3.起動
【Bash】
pwsh
4.インストール後の確認
【PowerShell】
$PSVersionTable
以上の手順で、トラブルの発生もなく、すんなりとインストールが完了しました。
これによって、これからはZorin OS の操作にPowerShellも活用できるようになりました。いろいろと楽しく遊べます。初老のおっさんにとって、いいボケ防止のおもちゃです。
それではまた次の記事で。
goosyun
