悪戦苦闘の始まり(その2)
それまでほとんどパソコン使ったことがない状態で、仕事のために、安くはないパソコンを自分の給料で購入せざるを得なかったわけですが、
その辺のことをもう少し・・・
2000年3月、異動の話が舞い込み、配属先はかつて自分がいたことのある部署であることが判明しました 。
かつて経験したことがあるとはいえ、当時はヒラ職員だったから気楽なもんで、
「管理職となると、いろいろと責任をとらされて大変だろうなぁ 」
という気持ちはありました。
それに、その部署で自分が仕事をしていたのは、もうずいぶん昔のことで、
「仕事の内容も、相当に忘れているだろうなぁ 」
という不安もありました。
んが、しかぁ~し、「大変だろうなぁ」という不安も、その程度に過ぎません。
実際に新部署に配属されてみると、より大きな難題が待ち受けていたわけです。
それがパソコン問題だったのです。
データがすべてパソコンで管理されていて、仕事のやり方が一変しているわけですよ 。
それを目の当たりにして、ホントに驚きましたね、昔手作業でやっていたことが、LANで結ばれたパソコンで処理されている。
その昔の 「力仕事の現場」 といった雰囲気から、近代的な「オフィス」 に様変わりしていましたからね!!
「やべっ、昔のやり方は通用せん 。」
「何も急いで自分の給料をはたいて購入しなくても、その内にパソコン配備もすすむだろうから、勤務先から必要な台数のパソコンが貸与されるだろう。」という考えも、
「甘い 」
と悟りました。