つれづれ電脳記(日くらしPCに向かひて)

つれづれなるままに、日くらしPCに向かひて、その悪戦苦闘ぶりをそこはかとなく書き付くるおじさん。たまに雑談[管理人:goosyun]

つれづれなるままに、日くらしPCに向かひて、デジタル関係の悪戦苦闘ぶりをそこはかとなく書き付くるおじさんです。
たまに雑談してます。連絡・問い合わせフォームは、ページ最下部に置いています。[著者(運営人):goosyun]

(当ブログには本文中に広告リンクが含まれています。)

電子データのコピー


 5月23日にアップした「PC使用の潜在目的欲求タイプ」という題名の記事
<→こちらを参照> に、娘のピアノ発表会の写真を貼り付けていました。
 昨夜、これを妻が見つけ、「あんた何を考えてるの!インターネットにこんなもんを載せてたら、大変なことになるよ。すぐに削除して!!」って、すんごい剣幕でした。
 「これぐらい、別にいいだろ。」との私の反論に、妻いわく、「何に悪用されるか分かったもんじゃないでしょ!!」

 私は最初、このBlogがだれが書いたか特定されるのがいやで、妻はそんなことを言っているのかなぁと思っていたました。私にすれば、「何百万、いや何千万という数のBlogが立ち上がっているのだから、その中で娘の写真を知人等が見つけることは、まさかないだろう。」っていう気持ちです。
 が、そうではなくて、妻が恐れているのは、悪巧みするやつの手に写真データが渡って、どういうことにその写真が悪用されるか分からない、ということの方でした。

 妻の一言、「インターネットを甘く見たら、大変なことになるよ!!」
 仕方なく、写真は削除しました。

 妻の考え方は神経質すぎるとも思うのですが、しかし、"電子データのコピー"は、怖いものがあるのも、確かな事実です。

 私がまだ若かったころの職場で、 ”コピー” といえば、「湿式コピー」でした。いわゆる「青焼きコピー」って言われていたやつで、感光紙がコピー機の中を通るときに感光液にどっぷりとつかり、濡れた紙が出てきてました。今の若い人は知らないでしょうね。
 その後、今のようなコピー機が普及してきました。この乾式複写機は非常に便利で、ボタン一つですが、それでも多少の作業労力は必要です。

 それに比べ、電子データの複製、コピーは、ほんの一瞬、手間もドラッグアンドドラッグだけ。しかも、大量コピーも可能、しかも元データと全く同じものができてしまう。
 さらにその上、その電子データがインターネットに載っかってしまえば、そりゃあ、一瞬のうちに全世界に広まります。何せ、「インター」のネットですから。
「インターネットを甘く見たら、大変なことになるよ!!」っていうのは、間違いありません。

 これを痛切に思い知らされる経験を、私の会社はつい最近しているのです。
 インターネットホームページにある部署が間違った情報を載せてしまい、当の間違えられた当人からの連絡で、すぐにその情報をネットから削除するという失態を演じたのです。
 間違った情報が載せられていたのは、ほんの2日半程度だったのですが、その間に次から次にその情報がコピー等されて行き渡り、「お詫びの訂正記事掲載」では収拾できない事態となりました。
 まさに、電子データのコピーのすばやさと、インターネットの広域性を見せつけられました。
  
 そうです、「インターネットを甘く見たら、大変なことになるよ!!」 なのです。