Photoshop Elementsブラシツールの不具合 - つれづれ電脳記（日くらしPCに向かひて）

　画像編集ソフト Photoshop Elements のブラシツールを使って直線を引くには、ブラシツールを持ち、まず始点をクリックします。次に、Shiftキーを押しながら終点をクリックします。そうすると、始点と終点の間が直線でつながり、画像内に直線を引くことができます。

　ところが、特定の環境下で上記の操作をすると、必ず不具合が出ます。

　その特定の環境下というのは、
１ Windows11 PCにおいて、
２ Photoshop Elements 2021 を使用しているとき
です。

　どういう不具合かというと、
　「ユーザー操作を受け付けなくなって、制御不能となる。」
というものです。

　Windows10 PC にインストールした Photoshop Elements 2021 においては、この不具合は見られません。

　制御不能状態を解除するには、Esc（エスケープ）キーを長押しする必要があります。
　そうすると、ブラシツールで直線を引く前の段階に後戻りし、Photoshop Elements が、また元の正常な状態に復帰します。

　この不具合に関する情報を、ネット上で探してみるのですが、見つけることができませんでした。
　もしかすると、探し方が不十分なのかもしれません。
　あるいは、私のPC環境下でのみ、つまりごく特殊な環境で発生するトラブルなのかもしれません。
　そのうちにAdobe社が把握して、この不具合を解消してくれるのではないか、と期待していたのですが、その気配はありません。

　そのような状況の中、先日、現時点での最新バージョン Photoshop Elements 2023 を購入しました。Windows11 PC にインストールして使っています。
　ブラシで直線を引く操作を行ってみたところ、Photoshop Elements 2023 では、全く問題なく操作できます。不具合が出現することは、全くありません。その気配すらなく、全くもって正常に動きます。
　Photoshop Elements 2023 において、上記トラブルは解消されているものと見られます。最新バージョンに変更することで、この問題は解決しました。

　ブラシで直線を引く操作は、頻繫に行うわけではないのですが、それでもこれができないと不便です。
　この操作を不具合なく行えるようになって、たすかりました。